MBSE Learning Journey Showcase
Showcase イベントについて
Showcase が何を目指し、どのように開催されるのかをご紹介します。
MBSE Learning Journey Showcase は、MBSE 方法論の実践を、構想・開発・製造・運用・保守・廃棄とライフサイクルの各段階、とりわけ構想・開発・製造を担う技術者へ伝える、唯一無二のイベントです。
開催の背景
MBSE の核にあるのは、対象を抽象的(Abstract)に捉えることで実装に自由(Freedom)を与えることです。抽象的にシステムを捉え、活動の発端となる市場での要求から設計判断を含むあらゆる内容を1つのモデルに統合することで、抽象的に決定された内容を実現できる具体設計をエンジニアは自由に選択できます。実装の自由は、横断的な決定の過程で生まれるものです。
抽象化がもたらすのは、実装の自由だけではありません。複雑なシステムをシンプルに表現し、シンプルに表現されているから理解可能になり、理解可能だからコミュニケーションが促進される。抽象化と単純化は、部門や職能をまたいで同じ話ができる土台をつくります。
この力は、開発の現場から無駄と無理を減らします。それでも、国内での広がりはこれからです。理由のひとつは、実務に適用できる形で MBSE 方法論に触れる機会が乏しいことにあります。
その結果として、手戻りと属人的な判断による無駄と無理が常態化し、本来向かうべき顧客価値につながる活動に力を注げない。多くの開発現場が、同じ壁の前に立っています。
必要なのは、個人の暗黙知に頼らず、判断の根拠を共有できる形で表し、整合性を検証できる術を、実務で自力で使える水準まで身につけることです。Showcase は、その入り口を広く開くために開催します。MBSE 方法論の考え方とアプローチと効能を、実践者の講演と対話を通じて理解体感する1日です。
研究会との関係
MBSE Learning Journey は、民間製造企業の志ある従事者のための招待制の研究会です。第2週・第4週の水曜日を基本に、対面とオンラインを織り交ぜながら、MBSE 方法論を用いた実践的な学習と研究に取り組んでいます。Showcase は、研究会の内側で起きていることを、研究会に参加していない方にも体験していただける貴重な機会です。
対象
製造業に従事し、開発の実務に携わる方
- MBSE 方法論に興味のある方
- MBSE に触れてはいるものの手応えを感じられていない方
- 現場課題に対して具体的な改善活動ができていない方
製造業に従事し、開発のプロセスと力量管理に責任を持つ方
- プロセス所有者(ISO 9001 / IATF 16949)
- エンジニアリングプロセスの改善チーム
- 力量管理に責任を持つ組織のリーダー
- アセスメントで審査や改善案を出すアセッサーの方
構想・開発・製造・運用・保守・廃棄。ISO/IEC/IEEE 15288 が示すライフサイクルの、いずれかの段階を担う技術者を想定しています。
あわせて、開発そのものではなく、開発のプロセスと力量管理に責任を持つ方も想定しています。MBSE 方法論が示すのは図の描き方ではなく、プロセスの定義、成果物の定義、そして役割ごとに必要な力量の定義だからです。
Showcase は、製品・システムの開発や製造を自ら行う組織に籍を置き、開発・製造の実業務、またはそのプロセスと力量管理に責任を持つ業務に携わっている方を対象としています。ご自身の現場の課題を持ち寄り、持ち帰っていただくための場です。研究会の参加者である必要はありませんが、製造業と直接関連のない方のご参加はご遠慮ください。
参加申し込みには企業名・部署名・担当業務が必要です。
開催概要
- 形式: 対面
- 開催: 不定期
- 参加: 製品・システムの開発や製造を自ら行う組織で開発・製造の実業務、またはそのプロセスと力量管理に責任を持つ業務に携わる方が対象・事前登録制(企業名・部署名・担当業務が必要)
- 主催: リベラルロジック株式会社
各回の日時・会場・プログラムは、開催一覧のページをご覧ください。